10人の話を聞き分ける聖徳太子様にご相談!八耳神社での不思議な体験

私の家の近くにある赤城神社の境内の隅に、「八耳神社」(やつみみ神社)と書かれた小さな祠がありました。
八耳神様というのはどうやら、あの聖徳太子にゆかりがあるようです。

聖徳太子にご相談すると良い考えが浮かぶと聞いたので私も相談してみたんです。
すると意外なところでその悩みが解決できたので、紹介しますね。

聖徳太子さまの別名が八耳だって知ってた?

写真の階段をあがると赤城神社がありますが階段を登らず、まっすぐに進むと、中央奥に朱色の鳥居のようなものが見えますね。
そこが八耳神社です。

普通はみなさん、赤城神社の本殿に参拝してお帰りになられるのですが、八耳神社は赤城神社の境内の隅にあります。

可愛い鳥居が5本並んでいますね。
赤城神社は参拝客が多いのですが、八耳神社の祠を訪れる人はまばらです。
私が行った時にも、私以外では参拝されている方は一人でした。

鳥居をくぐって奥をのぞくと、3つの神社の神額がかかっています。
えっ、3つ並んでいるの?

鳥居の左側にある説明書きを読むと、中央に赤城出世稲荷神社、右に八耳神社、左に東照宮とあります。

こんなに小さいですが、それぞれ一つづつが神社なんですね。

八耳神社って何?ちょっと気になりました。
八耳」とはあらゆることを聞き分ける天の耳を持っていたと言われる聖徳太子の事のようです!
あーなるほど。
聖徳太子が「10人の話を一度に聞き分けられた」という伝説は有名ですものね。

悩み事がある時は、「八耳様、八耳様、八耳様」と3回唱えてからお参りすると、自ずと良い考えが浮かぶと言われているんですって!

やってみよう!さっそく近づいてみました。

5本の鳥居を潜り抜けると、左右にお狐様が祀ってあります。
鈴の付いた素敵な前掛けをしていました。
この前掛けは、きちんと石狐のサイズに併せて作られているんですよ。
ひと針、ひと針、心を込めて縫製して奉納される方がいらっしゃるのですね。

右のお狐様はシュッとしたきれいなお顔です。
写真ではわかりにくいですが、足元には子狐がいます。
子狐へのお供えでしょうか、キャラメルを置かれた方がいるようです。
心温まりますね。

聖徳太子に夕飯の献立を聞いてみた

10人の話を一度に聞き分けられた聖徳太子は、多くの別名や異名がありますが、その中でも「耳」の文字が使われているものが多いようです。

聖徳太子から聡明な知恵を授かることができるということはもちろんなこと、耳の神様としても崇められています。
耳の病気や雑音などから守ってくれたり、聞きたいことを教えてくれたりすると言われています。
しかし、このような神様としての側面はあまり知られておらず、もったいないことですね。

さっそく、お参りをして知恵を授けていただこうと思ったのですが、急な事だったので悩み事や質問事項と言ってもすぐに思いつかなかったんです。

先程、境内に入るまでの道のりを歩きながら、今日の夕飯の献立どうしようと考えていました。
カレーかそれとも魚かな、野菜もとらなきゃだし・・・などと迷っても、なかなか決めることができませんでした。
そんなことを神様にお願いするにはあまりにも申し訳ないと思いつつ、聞いてしまったんです。

祠の前に着くと、まずはお辞儀をして挨拶をしました。
そしてお賽銭箱に小銭を入れてから、2拍手1礼をして祈りました。
「八耳様、八耳様、八耳様。私は今日の夕飯の献立に困っています。「何か美味しくて栄養バランスの良い料理を教えてください。」そう言ってしまった後で、自分でも恥ずかしくなりました。
こんな些細なことで神様のお時間を取ってしまって申し訳ありません。
でもせっかくお参りしたのですから、最後まできちんとお辞儀をして、祠を後にしました。

八耳神社で見つけたの小さな奇跡

境内を出て、普段なら右に曲がって坂を下るのですが、ふと何か惹かれる思いがあって今日は左に行ったんです。
知らない道ではないし、何度も通ったことがある道ですが、いつもの見慣れた中華料理店が見えてきました。

私はこのお店もいずれ来たいな、なんて思いながら、何気にお店の前の写真を見たんです。
チンジャオロース
おいしそう、と思った時、私の頭の中で、冷蔵庫の中身が浮かびました。
確か、何日か前に買ったピーマン、まだ使ってないな。
ふるさと納税から届いたお肉、冷凍庫にある。
煮物に使おうと思って買った筍の水煮があるはず!

わぁー、冷蔵庫に有る物でチンジャオロースが作れるじゃないですか!

今日の夕飯はチンジャオロースに決まりです!
献立も決まり、気も楽になって家に帰りました。

私は夕飯の支度でピーマンを切りながら、あれ?これもしかして八耳様にお参りしたから?
それで、引き寄せられるようにあっちの道を通ったのかしら?
えー!
こじ付けかも知れないけれど、ちょっと不思議な気分になりました。

自分でもそう思ったら、おかしくてピーマンを切りながらケラケラ笑ってしまいました。
八耳様、私のくだらない夕飯の献立まで付き合ってくださって申し訳ありませんでした、そんなことを思いながら、笑いながら支度を進めました。

私は、今とても幸せなことに、大きな悩みがないのでとてもありがたいです。
でも、そんな私でも、子供の将来について心配することもあるんです。
依頼、そんな時は八耳様と3回唱えて今の現状を整理してお話すると、不思議と落ち着いて、良い方向性が見つかることがあるんですよ。
八耳神社はそのきっかけをくれる場所なんですね。
静かな人のいないところなので、行くと気が落ち着きます。

たまたま左に曲がったことや、目にとまった物が、偶然にも聖徳太子さまのご加護を受けた気がするんですよ。
このことがあって以来、私は八耳神社で自分の気持ちに向き合っています。

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ホテルVintage東京神楽坂

「ホテルVintage東京神楽坂」は伝統と革新が混ざり合うレトロ・モダンなアーバンブティックホテルです。
八耳神社(神楽坂八耳神社)には徒歩6分です。

UNPLAN kagurazaka

「UNPLAN kagurazaka」は1階にシックなカフェバーを備えてあります。共用の簡易キッチンを備えたモダンなホテルです。
神楽坂駅から徒歩3分の便利なロケーションです。

ヴィアイン飯田橋後楽園(JR西日本グループ)

「ヴィアイン飯田橋後楽園(JR西日本グループ)」は飯田橋から徒歩5分の場所にあり、神楽坂までも徒歩圏内です。
隣にスーパーがあるのでとても便利です。

まとめ

赤城神社の境内の隅にある八耳神社を参拝しました。

八耳とは、あらゆることを聞き分ける天の耳を持っていたと言われる聖徳太子の別名でした。
八耳様、八耳様、八耳様と三回唱えてから、参拝すると、自ずと良い考えが浮かぶと言われます。

私は今晩の献立に悩んでいたので、その旨を思って参拝してみると、普段通らない帰り道から、思いがけず解決のヒントを得ることができたのです
それは小さな出来事でしたが、そのこと以来、八耳神社で自分の困ったことに素直に向き合うと、良い方向性が見つかることがあります。

八耳神社は赤城神社の境内の隅にあって、訪れる人もまばらな小さな神社ですが、私は
近くを通った際には必ずお参りをする場所になりました。
皆さんも赤城神社にお越しの際は、八耳神社にも足を延ばしてみてください。

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