毎回違うパンに出会える、夜に営業する面白いパン屋さん

先日、家に向かっていたら、夜遅くなのに本屋の前に人だかりができていました。

気になって近づいてみると、軒先のテーブルにパンが並んでいて、みなさん楽しそうに選んでいます。

「もしかして、ここが夜のパン屋さん?」と思って私も覗いてみたんです。
「夜のパン屋さん」は以前、テレビで紹介されていました。

さっそく私もパンを買ってみました。
食べてみたらとても美味しかったので紹介しますね。

いろいろな有名店のパンが勢ぞろい!

日が沈んだ後、神楽坂駅すぐの本屋「かもめブックス」の軒先の電気は暖かな光を放っていました。
会社帰りや近所の人が足を止めて何やらテーブルを覗いています。

私も近くに行って覗かせてもらうと、わぁ、パンがたくさんある!
テーブルの上に美味しそうなパンがたくさん並んでいます。
でも、なんで夜に本屋の前にパン屋さんが出ているの?

夜のパン屋さん?聞いたことがあるな。
あっ、前にテレビで紹介されていたお店です。
本屋の壁の張り紙には、営業時間内に売り切れなかったパンを販売していると書いてあります。
毎回どこのお店のパンがあるかわからないですって?
えー、どんなパンがあるの?

白金高輪?下北沢?
わぁ!いろいろなお店のパンがある!

パン屋さんごとに袋に入って3個入りか5個入りで、どんなパンが入っているかは開けてからのお楽しみなんですって。
形や雰囲気が違うパンがいろいろとあって、選ぶのが楽しい!
5軒のパン屋さんがあったので、一つずつ紹介しますね。

・白金高輪「ラトリエ コッコ」の100%天然酵母のパン

あっ!白金高輪、高級住宅街のパンだ!

ラトリエ コッコ、素敵な名前です。、
天然酵母のオーガニックパンで全て手作りですって!
セレブの方は日頃、こういったパンを食べているんですね、いいな。
神楽坂で白金高輪のパンが買えるなんてちょっとうれしいです。

・下北沢 「ユニバーサル ベイクス」のヴィーガン対応のパン


そういえば、最近ヴィーガンという言葉をよく聞きます。
牛乳も卵も使われず、100%植物性素材のパンらしいですよ。
ヴィーガン対応のパンって食べたことが無いので、どんな味なんだろう。

・王子 「ピストリーナ ディオ」はイタリア伝統のパン

こちらはイタリアパン!
お店ごとに特徴があって、選ぶのに迷ってしまいます。
「ビストリーナ ディオ」は厳選されたイタリア産小麦粉を使って、イタリアの伝統製法で作っているんですって!
お店の人からレストランにも卸していると聞きました。
間違いなく美味しいでしょうね。
フォカッチャピザを食べてみたいな!

・江戸川「エスプリドゥ」の昔懐かしいパン

袋を見てみると、あんぱん、ホットドック、チョココロネ、クリームパンと書いてあります。
誰もが好きな昔懐かしいパンです。
こういうパンを食べるとほっこりしますよね。

・江戸川橋「ナカノヤ」はオリジナル惣菜パン

こちらは江戸川橋の商店街にあるパン屋さん。
中を覗くとサンドイッチも入っていましたよ。
お惣菜パンは食事代わりにもなるし、お腹もいっぱいになるので、私もよく買います。

このように、天然酵母、ヴィーガン、イタリアパンと昔懐かしいパンやお惣菜パンと、いろいろな地域から、いろいろな種類のパンが集まっていました。
どれも食べてみたくなって、選ぶのに迷ってしまうんですよ。

結局私は、3店舗の袋を購入しちゃいました。
たくさん買いすぎたかな?と思ったのですが、どれも捨てがたいんです。
まわりのお客さんも、たくさん袋を抱えている人が多く、みんなも同じですね。

明日の朝、食べるのが楽しみです。

どのお店のパンも美味で、一度にいろいろ味わえて嬉しい

目が覚めると晴れていい天気です。
昨日買ったパンを食べます!

キッチンに向かって、コーヒーメーカーをセットしてスイッチを入れます。
オーブンを温めて、いくつかのパンは軽く焼いてたべようっと!
そんなことをしているうちにコーヒーの香りが部屋に広がってきて、ドリップが完了。
マグカップに注いで、ミルクを入れます。

あ、パンが焼けました!
コーヒーの香りとパンの香ばしい匂いが幸せな気持ちにさせてくれます。

さぁ、準備完了。
では、いただきます!

【ラトリエ コッコ】を食べまーす!

白金高輪という、ちょっと憧れの地域の天然酵母で作られていることに惹かれて買ちゃいました。
3個入って600円はお得感ありますね。
オリーブの入ったチャパタもおしゃれです。
いろいろな種類のパンが食べたいので、パンは半分にカットして食べることにします。

バンズは、オーブンで少し焼いてみました。
見た目はシンプルですが、表面は薄く焼かれて、中はふんわりとしているので食感の違いが楽しめますよ。
噛むと、ほんわかと酵母の香りと小麦の甘みが広がっておいしいぃー。
バターやジャムをつけても美味しいですが、そのままでも十分満足できました。

次に食べたのは、春になると食べたくなるよもぎあんぱん
よもぎの緑色が目を引くでしょ。

一口かじると、よもぎの香りと風味が口の中に広がって、しあわせー!
まるで草団子を食べているような若草の香りがたまらない
生地はしっとりしていて、あんこは甘さ控えめで上品な味です。

熱いコーヒーをすすって、次はチャパタオリーブです。
三角の見た目が可愛いですね。
生地の中にオリーブは入っていませんでした。
オーブンで温めて食べたのですが、一口かじると、オリーブの風味が口の中に広がる!
オリーブの塩気と酸味がもちもちしたチャパタがよく合います。
素材の味がしっかりしているので、私は、そのまま食べました。
チーズやハムなどを挟んでサンドイッチにするのも美味しいと思います。

【エスプリドゥ】を食べまーす!

次のエスプリドゥさんは、懐かしい、ほっとする味のパンが入っていました。
4つ入って600円はお得感満載です!

アンドーナツはおやつにしようかなと思ったのですが、私は朝から食べてしまいました。
噛むとふんわりで、あんこと生地のバランスが絶妙で美味しいです!
あんドーナツを食べて、コーヒーをすする。
この組み合わせは最高!

ホットドックはオーブンで軽く焼きました。
ソーセージを挟んだテーブルロールパンが、昔に食べた味で懐かしさを感じます
ふんわりとしたロールパンにバターの香りが広がって、はみ出したソーセージが素朴で食欲をそそります。

ロシア風お惣菜パンの焼きピロシキ
実は私は食べていないので家族が食べた感想です。
生地はふわふわでやや甘め、玉ねぎとひき肉の具材はジューシーでちょっと辛みがあるようです。
揚げていないので、ヘルシーなのもいいですね。

あんぱんはおやつに食べました。
ふんわりとした生地に包まれたこしあんが、甘くてやさしい味わいです。
黒ゴマの風味がアクセントになっていて、どこか懐かしくて優しいあんぱんです。

【ピストリーナ ディオ】のフォカッチャピザを食べます。

ツナとコーンのフォカッチャピザは軽くトーストして食べました。
1つ400円の値段はまぁまぁかな。
でも家族の第一声が、ここのフォカッチャピザは美味しい!
私も食べてみました。
具材がたっぷりで食べ応えがあって、生地がもちもちしていて美味しいです。
フォカッチャでツナとコーンの組み合わせが新鮮だったので違う味も食べてみたいと思いました。

家族と一緒に、たくさんのパンを食べて、幸せな気分です。
2杯目のコーヒーを飲みながら、色々な話題で盛り上がりました。
3つのお店のパンはそれぞれに特徴があり、どれも美味しかったです。
いろんなお店の味を一度に楽しめるのはとても良いアイデアだし、面白いですね。

毎回違った、いろいろなパンに出会える仕組み

「夜のパン屋さん」の特徴は、どこのパン屋さんが並ぶかは当日のお楽しみというところ!

私が行ったその日に、たまたま白金高輪や王子、江戸川のお店があったんです。
毎回お店が変わるというのが楽しいんです!
これが人気の秘訣なんでしょうね。

なんでそんなことができるの?
「夜のパン屋さん」は提携しているパン屋の営業時間内に売り切れなくて、まだまだ美味しいパンを集めて売っているからです。
どのパンがあるかその日のお楽しみなんてパンのセレクトショップのようで楽しいですね。
それが食品ロスの削減につながっています。

パンを売っている人たちは、コロナ禍で急に仕事がなくなって困窮している人や、就労に困難を抱える人などで、再就職の機会にもなっているというのだから素晴らしいことです。

「夜のパン屋さん」では夜遅くなっても美味しいパンを買うことができます。
毎回、違うパンが売っていて、普段食べることのない地域のパンを食べることができることは楽しみにもなっています。

「夜のパン屋さん」で買うことが食品ロスや就労機会の提供など、いろいろな意味で社会貢献になっているなんて嬉しいですよね!

とても気持ちが満たされるいい買い物ができました
こんなパン屋さんが増えたら素敵ですね。

夜のパン屋さん付近のホテル

ヴィアイン飯田橋後楽園(JR西日本グループ)

「ヴィアイン飯田橋後楽園(JR西日本グループ)」は飯田橋から徒歩5分の場所にあり、神楽坂、東京ドーム、武道館は徒歩圏内です。
隣にスーパーがあるのでとても便利です。

UNPLAN kagurazaka

「UNPLAN kagurazaka」は1階にシックなカフェバーを備えてあります。共用の簡易キッチンを備えたモダンなホテルです。
神楽坂駅から徒歩3分の便利なロケーションです。

 

ホテルメトロポリタン エドモント

「ホテルメトロポリタン エドモント」東京の中心に位置する飯田橋駅から徒歩5分で、東京大神宮の他にも神楽坂、東京ドーム、日本武道館へも徒歩圏内です。

まとめ

夜のパン屋さを紹介しました。
夜でも美味しいパンを買うことができる便利なお店です。
それに、毎回行くたびに、違うお店のパンが買えるなんてびっくりしました。
今日はどんなパンがあるのか、楽しみながら選ぶことができます。

私が行った際には5軒のパン屋さんのパンが並んでいて、そのうち3軒のパン屋さんの物を購入しました。
次の日の朝食でいただきしたが、どれも美味しくてとても満足することができました。

なぜ、そのようなスタイルのお店になっているか。

実は営業時間内に売り切れなくてロスするパンを集め、就労に困難をきたしている人が販売しているからなんです。
毎回、違ったいろいろなお店のパンを買うことができるんですよ。
それが、食品ロス削減と社会貢献になっているんですから嬉しいですよね。

みなさんも一度、お店を覗いてみてください。

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