迎賓館赤坂離宮の前庭でアフタヌーンティー!本館の見学とアクセス

迎賓館赤坂離宮の前庭でアフタヌーンティーを楽しむことができるって、ご存じですか?
迎賓館赤坂離宮って言えば、日本唯一の宮殿で国宝です。
そんなところに庶民の私が行けるなんて、それもアフタヌーンティーがいただけるなんて!
ずっと行きたいと思っていたんです。
ようやく念願かなって、行ってきました!

迎賓館のアフタヌーンティーはホテルとは違って、全てセルフサービスなので注意が必要です。
先に席を取るなどの準備が必要なので、詳しくお知らせしますね。

迎賓館赤坂離宮はさすが国宝で、日本唯一の宮殿だけあって本館の中も素晴らしいですよ。
撮影は禁止ですが、その分見学した感想を詳しく報告します。

その他庭園の大噴水などは、迎賓館赤坂離宮には見どころがたくさんあります。

最寄り駅は都心の四ツ谷駅です。
四谷駅は交通の便が良く、JR,東京メトロ丸の内線、南北線の3つの路線が走っています。
それぞれからのアクセスを写真付きで詳しくお伝えしているので迷うことは無いです。
参考にしてくださいね。

迎賓館赤坂離宮の前庭で優雅にアフタヌーンティー

東京にベルサイユ宮殿?!
いえいえ、迎賓館赤離宮です。

迎賓館赤坂離宮は、海外の首相や国王など、日本の賓客の宿泊おもてなしをするための施設です。
その前提でアフタヌーンティーが楽しめるんですよ!

迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティは事前予約がおすすめ

迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティは1日20食限定なので事前予約をおすすめします。
公式サイトから予約できますよ。

時間は11:00 12:00 13:00 14:00 15:00から選択。
値段は1セット(2名分) 5900円(税込み)です。

ここで注意することは、セット単位で予約するということです。

私は娘と2名で行ったので1セットの予約をしましたが、3人で楽しみたい方もいらっしゃいますよね。
その場合は1セットを3人でシェアするか、2セットを予約することになります。
決済は、当日お店でします。

予約なしの場合でも当日の予約に余裕があれば注文は出来ますよ。

入場時にはセキュリティチェックを受け、入場料を支払う。

迎賓館赤坂御苑の全体図をお伝えしますね。


迎賓館赤坂離宮は本館を中心に、その前後に主庭と前庭の庭園があります。
アフタヌーンティーの場所は前庭の一角、赤く囲んだところです。

一般的に迎賓館赤坂離宮と言えば、本館と庭園のセットで見学をされる方が多く、その際の入場料は1,500円です。
本館の見学はせず、アフタヌーンティーだけを楽しみたい方や庭園のみを見学したい方の入館料は300円です。

このようにアフタヌーンティを楽しむ際には、料金とは別に入場料が必要となりますよ。

又、迎賓館赤坂離宮は他に和風別館がありますが、こちらは公式サイトから時前申し込みの上、見学ツアーに参加します。

迎賓館赤坂離宮は2016年から一般公開されていますが、世界の要人をおもてなしする重要な施設なので警備は厳重です。
西門から入って、まず最初にセキュリティチェックを受けます。


空港で行われるような荷物検査と身体検査です。
ナイフやライターなどの危険物、持ち込むことはできないと判断されたものはその場で預けて帰りの出口で返却してもらいます。

ペットボトルは一口飲むよう指示されますよ。
身を持って証明するってことなんですかねー、警備は厳重です。

セキュリティチェック後は、入場料を支払います。

ルート     一般   大学生   中学生  小学生以下
庭園      300円    無料    無料     無料
本館・庭園  1,500円   1,000円  5,00円   無料

※庭園は前庭と主庭です。
※アフタヌーンティーの代金はお店で支払います。

私は本館の見学もしたいので入場料は1,500円です。
支払方法は現金、クレジットカード、電子マネーが出来ますよ。

アフタヌーンティーと本館見学はどちらが先でも良いです。
アフタヌーンティーの時間はそれを見計らって予約するといいですよ。
私は指定の時間が近づいていたのでまずは前庭に向かいました。
ちなみに本館の見学時間は約1時間です。

前庭へ進むとカフェスペースが見えてきます。
テンションが上がってきましたよー!

アフタヌーンティーは全てセルフサービスです

迎賓館赤坂離宮は国賓をおもてなしする場所ですが、一般の私たちは前庭をお借りしてお茶を楽しみます。
こちらのアフタヌーンティーの特徴はすべてがセルフサービスです。

1)席を確保します

石畳が敷き詰められてる前庭。
赤いパラソルのむこうには宮殿建物、雰囲気があって素敵ですよねー。

前庭の席はアフタヌーンティ専用ではないので、予約席として準備している訳ではありません。
自分で席を確保します。

2人以上で行ったら、ひとりは席で待っててもらうと荷物番にもなるからいいですね。
私は娘と行ったので娘が席で待ってて、私が取りに行きました。
1人の場合はハンカチなどを置くなどしてもいいですが、くれぐれも大切なものを置かないように注意してくださいね。

又、お店の方に聞くと、観光バスが多い時は満席になる事もあるそうです。
席が空いてなかったら焦りますよね。

その場合でも10分程待てば席は空くことが多いとの事で、もし指定の時間を過ぎてしまっても1時間以内ならば大丈夫です。
それならば安心ですね。

ベストポジションをおさえたいなら、早めに来るといいです。

2)受付と代金支払いをします。

お店はなんと、キッチンカーです!
かわいいでしょ!前庭に停まっているキッチンカーで作ってくれるんですよ。


席を確保してから、キッチンカーで受付をします。

私は事前予約をしていたので、名前を言って本人確認をしました。
お支払いは現金、クレジット払い、電子マネーが出来ましたよ。

基本予約が必要ですが、当日急に行っても予約に余裕がある場合はその場で注文することもできます。

アフタヌーンティーだけではなく飲み物だけの注文もできるので、お近くを通った際は立ち寄ってみてくださいね。

飲み物代金はセットに含まれています。
1セットは2人分なのでそれ以上の人数の場合はこの料金で注文できますよ。

飲み物は自由に選ぶことができるのでその場で注文します。

温かい紅茶ならならポットサービスで、【世界の紅茶】と【和紅茶】。
【冷たい飲み物】もあります。

・ポットサービス【世界の紅茶】

ダージリン、アッサム、アールグレイは一般的だな。
アフリカのケニア山の味は気になります。

・ポットサービス【和紅茶】
世界の紅茶も美味しそうですが、日本の和紅茶も捨てがたいですね。
メニューはこの通りです。

パレスブレンド№1,2,3とありますが、さすが宮殿だけあってパレスなんですね。
これもどのような味だか気になります。
柑はみかんです。
日本のみかんを紅茶にしているんですね。
レモングラスもおいしそうです。
・冷たい飲み物
アイスティ、アイスコーヒー、アイスカフェラテは暑い時などにはいいですね。
小さな子供には、ももジュースやみかんジュースもあります。

たくさんあって迷ってしまいましたが、最終的に私は、飲んだことの無いアフリカの紅茶、ケニア山を注文しました。
お店の方が、ケニア山はミルクを入れるのがおすすめだと教えてくださったので、ミルクティでいただくことに決めました。
無料でミルクの入った小さなピッチャーを添えてもらえます。

3)自分で運びます

キッチンカーは受け取るだけの場所なので、確保した席まで自分で運びます
何回か行き来することになるので、キッチンカーの近くの席を確保するのも良いですね。

飲み物はトレーに用意されるので、まずはお茶を運びます。
再びキッチンカーに行って、お皿が3段重なっているスタンドをもらってきます。

こんなにお料理がのっている!
どうやって持とうかな。
両手でしっかり持つよう、スタンドの持ち方も教えてもらえますよ。

スタンドを自分で運ぶアフタヌーンティなんて、ここだけじゃないかしら?
フードコートのようで、ちょっと楽しい!

前庭は石畳になっているんです。
落としたら大変!
私はつまずかないように、落とさないように細心の注意を払ってテーブルまで持って行きました。
周りを見ると、他の方も慎重に運んでいましたよ。
赤坂離宮なのでおしゃれをして行きたいですが、履きなれたフラットな靴がいいですよ。

優雅にアフタヌーンティーを楽しむ

紅茶とスタンドをテーブルに置くことができたら、いよいよアフタヌーンティーを楽しみましょう。

開始時間は決まっていますが、終了時間は決まっていないので、ゆっくりできます。
宮殿のような国宝を目の前にしていただくアフタヌーンティーはここだけしかない特別な時間ですよ。

スタンドは下段から上にいただくので、メニューは下段から紹介しますね。
写真では見にくいですが2個づつありますよ。

下段はボリュームたっぷりのクロワッサンサンド

クロワッサンサンド 赤身肉のパテきのこソース
ツナとブラックオリーブのカナッペ

・クロワッサンサンド 赤身肉のパテきのこソース
・ツナとブラックオリーブのカナッペ

クロワッサンサンド
は、1人分でこのボリューム!
ナイフとフォークがあるので女性の方でも安心ですよ。
きのこはガーリックが効いていて、おいしい。
パテに塗ってある粒マスタードときのこのガーリックは大人の味ですね。
ツナとブラックオリーブのカナッペ
ジェノベーゼで合えたツナと酸味のあるブラックオリーブ。
ワインと一緒に食べたいな。

中段はイングリッシュスコーンとキッシュ

イングリッシュスコーン マスカルポーネと季節のジャム添え
ひよこ豆のミニトースト
スモークサーモンのキッシュ

・イングリッシュスコーン マスカルポーネと季節のジャム添え

アフタヌーンティーといえばスコーンですね。
ジャムはりんごジャムです。
ジャムとマスカルポーネをたっぷり乗せて、サクッ!
サクッのあと、中がフワッとしているのがいいんですよね。
ケニア山のミルクティと一緒に食べると美味しい。
・ひよこ豆のミニトーストとスモークサーモンのキッシュ
ひよこ豆のミニトーストはカリカリしたトーストに、クミンとニンニクはわかったけど、ひよこ豆だったのねー。
初めて食べる味でした。
ちょっとくせになる味です。
スモークサーモンのキッシュ
キッシュは大好き!
サーモン、野菜、卵とパイのサクサ感が楽しいんですよ。
もう少し温かいともっとよかったな。

上段はたくさんのスィーツ!

オペラのケーキ
季節の果物
キュウイのプチタルト
「KOTOBUKI」の和洋菓子2種
カフェアマンド

スィーツがたくさん乗っていてうれしい!

・オペラのケーキ


コーヒーとチョコレートの濃厚さが好き!
ちょっと大人の味のケーキですね。

・季節の果物とキュウイのミニタルト

季節の果物は、ケーキの後に頂いたので、イチゴのさっぱりが良かったぁ。
イチゴの下は甘さ抑えめのクリームとイチゴジャムが2層になっていてぺろりと食べました。
キュウイのプチタルト
キュウイの酸味が来たなと思ったら甘いタルトが追いかけてきて、これも好きだわぁ。

・「KOTOBUKI」の和洋菓子2種


中目黒にある「KOTOBUKI」さんの羊羹フロマージュです。
羊羹とチーズケーキのコラボ。
お芋のチーズケーキの上に栗きんとんの羊羹と抹茶のチーズケーキの上に抹茶の羊羹。

どちらも食べたいからナイフで半分こしていただきます。
柔らかいチーズケーキとむっちりとした練り羊羹、口に入れると不思議な食感だけど、すっごっく合いますよ!

・カフェアマンド

最後はクッキーで〆ます。
もちろん半分こして両方をいただきますよ。
胡麻のクッキーは食べると胡麻の香りが口いっぱいにひろがります。
アーモンドのクッキーは甘さいっぱい、それがかえって紅茶と合って美味しかった!

ポットの紅茶は飲み切ってしまっても、キッチンカーに行けばお湯を無料で足してもらうことができます。
良心的ですね。
2杯目からの飲み物はすべてのメニューの半額です。

お腹も十分満足しました!
優雅にお茶をたしなむ時間はひとまずここで終わり。
食べ終わったスタンドも自分でキッチンカーに戻します。

私たちは完食しましたが、食べきれなかった場合はお持ち帰りが出来る箱を用意してもらえます
お店の方に声をかけてみると良いですね。

東京の宮殿!迎賓館赤坂離宮を見学

現役に使われている迎賓館の中に入ることができるなんて!
すごいですよねー。
迎賓館赤坂離宮を見学することができたので、さっそく報告しますね。

迎賓館赤坂離宮ってどんなところ?

海外の首相や国王など日本国の賓客の宿泊やおもてなしをするための施設です。
もともとは皇太子(のちの大正天皇)がお住まいになられる東宮御所として明治時代に作られたんですって。
なるほど、だから建物の内部にはいくつも菊の御紋の装飾が見られるのですね。

日本唯一のネオ・バラック様式でまさに、宮殿のようです。

でも、贅を尽くした東宮御所に明治天皇も昭和天皇も落ち着かないと敬遠して、結局、使用した期間は、たったの5年だったそうですよ。
その話わかります、豪華絢爛な室内は荘厳たるものでした。

本館は撮影禁止。見学した感想

そんな重要な場所なんですから、迎賓館赤坂離宮の本館は写真撮影が禁止なのは納得です。


ここが本館見学の入り口です。
この先が撮影が禁止なので見学した感想を綴っていきますね。

正面玄関と4つの部屋を見学します。

・正面玄関・中央階段
・花鳥(かちょう)の間
・彩鸞(さいらん)の間
・朝日の間
・羽衣の間


・国賓をお迎えする「正面玄関」
輝くシャンデリアに深紅の絨毯!
美しさと気高さのある正面玄関です。
このきらびやかな空間で賓客をお出迎えするようです。

ここに国王や各国の首相がお立ちになって、同じ景色を見られていたのかと思うと胸躍りますよ。

正面玄関の先にある中央階段にも深紅の絨毯が敷き詰められていて、私が好きなダイアナ元妃もこの階段を上がられたのかと思うとうっとりしてしまいます。

・晩餐会が開かれる「花鳥の間」
花鳥の間は重厚な雰囲気のお部屋で、晩餐会や記者会見として利用されているようです。
金色も使われていますが、木材の茶色がたくさん使われていた内装は落ち着いていてまるで森にいるよう。
壁には花と鳥の七宝焼きが30枚も飾られています。
その素晴らしさといったら、鳥が今にも飛び立って出てきそうなんですよ。

天井にまでも美しい花と鳥の絵が描かれていています。
壁いっぱいに大食器棚があってその大きさにびっくりしました。
食器棚の上部に菊の御紋が入っていていました。
こんな素敵なお部屋で行われる晩餐会、覗いてみたいです。

・調印式が行われる「彩鸞(さいらん)の間」
彩鸞の間は、調印式やお客様を最初にお招きするお部屋に利用されているようです。

白と金色の明るいお部屋です。
壁には10枚もの大きな鏡が金色の装飾と共に貼られていて華やか。
今にもベルサイユのばらのオスカルが現れそう。

大きなマントルピースにはサーベルと日本刀装が合わさった装飾がされています。
その上にある大鏡のてっぺんには「鸞」(らん)という想像上の鳥が両羽を広げています。
だから、彩鸞の間というのですね。

壁には二匹のライオンの中央に鎧兜をほどこした装飾もありました。。
迎賓館にはこのように日本らしい要素がたくさん盛り込まれているんです。

・最も格式の高い「朝日の間」
朝日の間は白と金色そして緑色が施されているお部屋です。

南向きの窓があるので明るいです。
緑色があるせいか、きらびやかな中にも落ち着つく感じがします。

要人の表敬訪問や首脳会談が行われ、又、国賓が天皇皇后陛下とお別れの挨拶をする場として使用されているようです。
迎賓館赤坂離宮で最も格式が高いとされるお部屋です。

天井にある、女神が白馬の馬車に乗って天空をかけている絵が神々しいですよ。
絵の構図は西洋ですが、女神の顔立ちが東洋人ぽいんですよ。

壁にある船の絵は陸軍、鎧や兜ライオンが描かれている絵は陸軍を表しているんですって!
そして、シャンデリアやには菊の御紋が装飾されています。
明治時代の日本をより表されているお部屋に感じました。

・舞踏室だった「羽衣の間」
お部屋の色は白と金色と赤で、舞踏室だったお部屋だけあって開放的で華やかな雰囲気です。
現在は歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒をふるまう場として使用されているようです。

このお部屋にはオーケストラボックスがあるんですよ。
そこから演奏される音楽は優雅だったんでしょうね。
社交界の様子を想像するだけで高貴な気分になってしまいます。

今までもお部屋のシャンデリアも素晴らしかったですが、こちらのシャンデリアはものすごく大きくて、ゴージャス!キラッキラです。
それが3基もあって、それは華やかですよ。

映画「美女と野獣」のベルと野獣が躍るシーンのお部屋のようです。

壁面には和と洋の楽器が組み合わされたレリーフがあります。
バイオリや仮面、琵琶と鼓などの楽器です。
そこで見つけてしまったのが、でんでん太鼓!
思わず、笑ってしまいました。

主庭の大噴水も豪華です!

本館の見学の後は南側の主庭に行きます。

噴水を通してみる迎賓館の姿は100年前と変わらないそうです。
素敵すぎます。
どこまで驚かされるんだろ、迎賓館!
この噴水も国宝なんですって!

美しい。
上半身が鷲で下半身がライオンのような生き物は「グリフォン」という伝説上の生き物です。
横にはカメ、上の方にはシャチが飛び跳ねているようですよ。
写真で見る以上に力強い水量で、水しぶきも大きいんです。
迫力と優雅さを持ち合わせた大噴水は見ていてうっとりします。

宮殿外観の優雅さと装飾の意味

改めて前庭に戻って眺めてみると、何度見てもその美しさに圧倒されます。
じっくり見てみると、外観からも日本を感じられる装飾がいくつもありましたよ。

①屋根の上の鎧武者(軍を意味しています)

あれっ、屋根にある青銅、よく見ると武士の形をしている!

左側は口を開けていて、右側は口を閉じている、そう、阿吽です。
神社の狛犬やお寺の仁王像でおなじみですが、武士が日本の宮殿を守っているなんてかっこいいじゃないですか!
ガイドの方に、この武士は軍を表しているとお聞きしました。

・天球と霊長

星がちりばめられている青い球は天球、金色の4羽の鳥が羽は霊長なんですって。

日本も鎖国も終わって、これから世界に羽ばたいていけるようにという当時の願いが込められているそうです。
日本は近代国家になってその後、発展していったので願いはしっかり届いていますね。

②右壁のレリーフ(経済の発展)

向かって右側のレリーフをよく見ると、上の方には麦やトマトのような農作物、下の方には歯車やスパナのような農機具や工具が見れます。
農業や工業の発展を祈って飾られていて、これは経済の発展を意味しています。

③左壁のレリーフ(文化の発展)

向かって左側のレリーフの下の方には右側の歯車とは違って、絵の具のパレットと絵筆があります。
芸術の繁栄を祈っていて、これは文化の発展です。

このように、
①鎧武者が軍
②右のレリーフが経済の発展
③左のレリーフが文化の発展を表しているんです。

そして中央に

④菊の御紋

中央に菊の御紋、日本なんですよー。
すごいですね。
奇麗な装飾だなぁと思って見ていましたが、実はそれぞれには意味があって、それを知ることで又違った気持ちで見ることができますね。

迎賓館赤坂離宮へのアクセス

迎賓館赤坂離宮の最寄り駅
JR中央線・総武線「四谷駅」
東京メトロ丸の内線「四ツ谷駅」
東京メトロ南北線「四ツ谷駅」です。

どの路線から降りても「四ツ谷中学校前交差点」という大きい交差点を目指してください。
JR、丸の内線、南北線「四ツ谷駅」から「四ツ谷中学校交差点」までを詳しく書きますので必要な方は見てくださいね。

①「JR 四ツ谷駅」からのルート

JR「四ツ谷駅」から迎賓館赤坂離宮までは約7分です。

JR「四谷駅」は「赤坂方面改札」から出ます。
途中から東京メトロ「四ツ谷駅」からの人と同じ道になりますので、写真を参考に進みます。

 JR「四ツ谷駅」赤坂口改札から東京メトロ「四ツ谷駅」改札まで

JR四ツ谷駅 赤坂口改札を出て左へ。
階段を上がります。

上り終えたら、左へ進んでください。
左に曲がるとすぐ、東京メトロ・丸の内線「四谷駅」赤坂方面改札なので、その先から丸の内線「四ツ谷駅」からの人と同じ道順になります。

② 東京メトロ「丸の内線 四ツ谷駅」からのルート

・東京メトロ・丸の内線「四ツ谷駅」赤坂方面改札から「中学校前交差点」まで

赤坂方面改札を出て左へ。
①のJR「四谷駅」で下車した人と同じ道順になります。
改札前の広場を通って左に進みます。

道路左側をまっすぐ進んでください。

ここが「四ツ谷中学校前交差点」です。
横断歩道を渡った先から、東京メトロ南北線「四谷駅」から来られる人と同じ道順です。

③ 東京メトロ「南北線 四ツ谷駅」からのルート

では③のルート、東京メトロ南北線「四ツ谷駅」から「四ツ谷中学校前交差点」までを書きますね。

・東京メトロ・南北線「四ツ谷駅」麹町方面改札から「四ツ谷中学校前交差点」まで

徒歩8分です。
東京メトロ・南北線「四ツ谷駅」は出入口2から出てください。

麹町方面改札を出て、右に進みます。
出口2から地上に出ます。

地上に出てすぐ正面の横断歩道を渡り、そのまま真っすぐ進みます。

そのまま道路右側を真っすぐ進みます。

ここが「四ツ谷中学校前交差点」です。
横断歩道を渡ります。

④「四ツ谷中学校前交差点」から迎賓館赤坂離宮「西門」まで

「四ツ谷中学校前交差点」からは、①JR四ツ谷駅、②丸の内線四ツ谷駅、③南北線四ツ谷駅、どの駅を利用しても同じ道順になります。

道路左側を矢印の方向にまっすぐ進みます。
左手には迎賓館が見えますが、そちらは出口なので入口の西門を目指します。

迎賓館西門の看板が見えてきました。

到着しました。
迎賓館見学者入口の西門から入ります。

迎賓館近辺のホテル

ホテルニューオータニ

「ホテルニューオータニ」ホテルは迎賓館赤坂離宮までは徒歩圏内です。
広大な由緒ある日本庭園に囲まれたラグジュアリーホテルで、日本を代表するホテルの1つです。

ホテル京阪 東京四谷

「ホテル京阪 東京四谷」は四ツ谷駅から3分、迎賓館赤坂離宮までは徒歩12分程です。
仕事にもレジャーにもちょうど良い好立地で、東京駅や新宿駅にもアクセスがよいです。

東急ステイ四谷

このホテルの特徴は客室に洗濯乾燥機やミニキッチンを備えてあることです。
四ツ谷駅からも徒歩3分程で、迎賓館赤坂離宮までも12分ですので、ビジネス利用や、東京観光でもアクセスが良いです。

まとめ

迎賓館赤坂離宮に行ってきました。

明治時代に皇太子(のちの大正天皇)がお住まいになられる東宮御所として作られた建物です。
現在は海外の首相や国王など、日本国の賓客の宿泊やおもてなしをするための施設として利用されています。
日本唯一のネオ・バラック様式で、宮殿のようです。

前庭でのアフタヌーンティーはどれも美味しく、楽しい時間を過ごしました。

迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティはちょっと変わったスタイルで、すべてセルフサービスです。
席を取るのも、お茶やスタンドも自分で席まで運びます。

迎賓館赤坂離宮の本館の内部は日本にいるのを忘れてしまいそうなくらいの豪華絢爛です。

主庭の大噴水は優雅さの中にも大きな水しぶきをあげる力強いものでした。

前庭からみる本館の美しさは何度見てもうっとりします。
屋根の上には左右一対にある青青銅の鎧武者は口が阿吽になっていて、迎賓館を守っているようです。
軍を意味しています。
天球とその周りに金色の霊長は、鎖国が終わった日本がこれから世界に羽ばたけるようにという願いが込められています。
本館正面左右にある壁のレリーフは右側が日本の経済、左側が文化の発展を願ったものです。
鎧武者の軍、右のレリーフは経済の発展、左のレリーフは文化の発展を表し、その中央に菊の御紋の装飾がされていました。

本館の正面入り口は全体的に日本を意味しているんですね。
その建築のすばらしさに感心しました。

最寄り駅で「四ツ谷駅」です。
3つの路線の出口からのアクセスをまとめました。

非日常を体験できるアフタヌーンティと、美の空間の迎賓館赤坂離宮。
心が豊かになった気分になりますので、是非一度足を運んでみてください。

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